バクタプルの絶品、「王様のヨーグルト」の名を持つ「ズーズーダウ」

バクタプルは、カトマンズから東に12キロ離れたところに位置する、カトマンズ盆地で3番目に大きな街だ。マッラ統一王朝の首都として、その後、カトマンズ王国とパタン王国が独立した後のマッラ3王朝時代のバクタプル王国の首都として栄えた街である。

私はカトマンズから半日観光でこのバクタプルを訪れた。

街はお世辞にもきれいだとは言えない。2015年の地震の爪痕がまだ多く残されてもいる。だが、赤レンガの建物が立ち並ぶ路地をゆっくりと歩くと、なぜだか心が落ち着く場所だ。

しばらく歩いて行くと、徐々にいい感じのネワール建築物が現れ始める。赤茶のレンガと窓枠に施された彫刻が印象的だ。

またしばらく歩くと面白いものを見つけた。仏教とヒンドゥー教の廟が隣り合わせに並んでいる。

カトマンズ盆地に位置するカトマンズ、パタン、バクタプルの3都市は、昔からチベットとインドを結ぶ拠点として栄えてきた。そのため、宗教も仏教とヒンドゥー教(及びそれ以外)が混在しているところが興味深い。

近くには地元民のマーケットのような場所もあった。海のないネパールでどれだけ新鮮かは分からないが、魚も店先で売られている。

そしてさらにしばらく歩くと、ここバクタプルで一番大きな広場に出た。トウマディー広場だ。まず一際目を引くのは、「ニャタポラ寺院」と呼ばれる高さ30メートルにもなる五重塔だ。

修学旅行生や、団体客、個人の欧米人バックパッカーなど、観光客で溢れている。間違いなくここがバクタプルの中心であることが分かる。

ちょうど昼時だったので、そろそろランチにしようということになった。この五重塔の目の前にある「カフェ・ニャタポラ」が一番有名で人気だと聞いたので、迷わず入ることにした。

カフェ・ニャタポラは3階建てで、3階のテラスが気持ちよさそうだったので、迷わず一番上まで上がった。3階のテラス席からは、トウマディー広場全体や目の前にある五重塔が見渡せて眺めがいい。風も気持ちよい。

五重塔の隣にあるのはバイラヴナート寺院という、これまた歴史ある寺院だそうだが、今は残念ながら修復中だ。

それにしても、これはネパールに限ったことではないが、竹だけを使ってよくもまあこんなに上手に足場を組めるものだと感心する。驚くのはそれだけではない。クレーンなんてものはもちろんないので、上に物を上げる時は、滑車の原理を使ってバケツのようなものを使って上げている。途方もない作業だ。

さて、いろいろあるメニューの中で、私はまずチキンヌードルを選んだ。まだ高山病から復活して間もなかったので、なるべく消化のいいものを食べようと思ったからだ。

そして、デザートに、待望の「王様のヨーグルト」と呼ばれる「ズーズーダウ」をオーダー。正直、これを食べにバクタプルに来たようなものである。私はヨーグルトが特に好きなわけではないが、「王様のヨーグルト」と聞いたら、何だかどうしても食べたくなってしまい、それを一番の楽しみにここバクタプルまで来たのだ。

そして、その「王様のヨーグルト」「ズーズーダウ」がこれ!

驚くほど濃厚。でも、しつこくないし、甘さもちょうどよく、どんどん食べられてしまう。ヨーグルトとレアチーズケーキの中間くらいの味というのが一番ぴったりかもしれない。やはり来た甲斐があった。

満腹になった後は、またしばらく歩いて、街の南側にある陶器市を見に行った。ここバクタプルは陶器も有名だそうだ。

また、「タンカ」という仏教に関する人物や曼荼羅などを描いた掛け軸に関するスクールなども複数ある。やはりここは歴史ある文化都市なんだと再認識した。

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Author: admin

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