
インドでは牛が神聖化されているので、牛肉を食べられるお店がなかなかありません。インド人の友達に「タイで牛肉を買ってきている」と言ったら、シラーっという目で見られたこともあります。
デリー・グルガオン地区には、探せば牛肉を食べられるお店はあるにはあります。韓国料理屋などは大抵出しています。ですが、ハンバーガーとなると、ビーフバーガーを出しているお店はほとんど存在しないと言っても過言ではないでしょう。仮に店先に「ビーフバーガー」と書いてあったとしても、ほとんどがバッファローの肉で作ったパテであり、牛肉を食べ慣れた日本人からするとパサパサして正直食えたもんじゃない、というのが本音のところなのです。
そんなグルガオンで、見つけました。超肉厚のビーフバーガーを出しているお店。その名は「ジョイントカフェ」。
ギャラリアマーケットという小さな、正直若干さびれているモールの1階(日本で言うところの2階)に入っている小さなカフェです。

外観はこんな感じ。正直、知らなかったら入ることはなかったでしょう・・・。

しかし、中に入ると意外にもオシャレ。マックを広げてリモートワークしている人なんかが多いです。


壁にはアワードの数々。有名なお店なのですね。
このお店、食材を世界各地から直輸入しているらしく、牛肉も海外から輸入。その他、ソーセージはドイツから輸入、ベーコンやハムはスペインから輸入と、かなりこだわった店なんだそうです。
ハンバーガー以外にもステーキ、サンドイッチやパスタなども揃っています。
私が迷わずオーダーしたのは、このお店のオススメ「Illegal Ammo Tenderloin Burger」。まず名前がいい。「Illegal(イリーガル=違法な)」ですよw

こんな肉厚なビーフパテ、デリー・グルガオンでは見ることはできません。かなり貴重な店です。
口におさまりきらないので、切ってみるとこんな感じ。

すごい迫力です。食べ応え満点で、肉もジューシーで美味しい。
こんな店がデリー・グルガオンにも増えてくれることを切に願います。
ランチに牛肉を食べたことは同僚には内緒にしておこう笑
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