
ついに、インドにも「PAUL」がオープンしました!!
「え、PAULなんて日本にたくさんあるじゃん」と思う方もいるかも知れません。でも、インドはパンがまずい!!インドのパンはどこもパサパサで、美味しいパンにはなかなか出会えないのです。駐在員の奥様なんかは、日本からパン焼き器を持ってきて自分で焼いてらっしゃる方も多くいます。
そんなインドのグルガオン(デリーの隣の開発地区/広くはグルガオンも含めてデリーと呼んだりする)についにフランスの老舗パン屋、PAULがオープンしたんだからインドに住む日本人は皆歓喜しているのです。
工事に何ヶ月もかかり
場所はグルガオンの入り口(デリーやデリー空港からグルガオンに向かってはじめに見えてくる場所)、Ambience Mall(アンビエンスモール)です。
もう何ヶ月も前から工事をしていて、「PAUL」のロゴが露出されていたので、いつオープンなのか、というのが話題になっていました。
そしてついに一昨日オープン。早速行ってきました。

デリー方面から向かい、この写真の正面のビルがAmbience Mallです。隣にはリーラホテルというグルガオンでは最もオススメのホテルもあります。
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Ambience Mallの敷地内に入ります。

すると正面玄関の真横にPAULが!
このAmbience Mallは、インドであることを忘れさせてくれるようなちゃんとしたモールで、土日ともなると凄まじい数の人が訪れます。その正面玄関の真横ですので、立地的には最高です。

おー、いい感じですね。中にも人が既に入っていますね。

インドらしいトラブル
店舗への入り口はAmbience Mallの中から。
しかし、あれ、なんか店舗の入り口が閉まってるぞ。
スタッフの方に聞くと、実は今朝オープンしたのだが、昼過ぎにキッチンの機械が故障してしまい、今はお客様に商品を提供できる状況ではなくなってしまったので一時的に店舗を閉じているとのこと。
おいおい、でも中に人いますけど・・・って聞くと、「あの方たちはお昼からずっといるんです・・・」とのこと笑。もう夕方なんだけど、昼からずっと居座り、店舗が閉まったのにまだ出ないという、いかにもインドな感じ。
知人がPAULのことをよく知っていて、教えてもらったのですが、PAULというブランドは品質管理が非常に厳しい。それはパンの品質だけではなく、ブランドとしての品質管理にも厳しく、たとえばトレーはフランスで作って運ばれてきたものでないと使わない、とか、店舗の場所が日本であれインドであれ、一歩店舗に入ればそこはフランス、という世界観に非常にこだわっているそう。
残っているパンも買えないの?と試しに聞いてみたけど品質管理上、お売りできませんと。やはりさすがPAULだな、と思いました。
中の写真だけ撮らせてもらうことはOKもらえたので、写真を何枚か。



オープン初日は、品質にこだわり抜くPAULらしさと、機械の故障や居座る客というインドらしさが両方垣間見えた日となりました。
落ち着いたら今度こそパンを買いに行こう。
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