シンガポールのリトルインディアで一番美味しいカレー屋さん

ラッフルズジャパニーズクリニックで検査を終えた私は、夕方のフライトまで自由時間。さて、何を食べに行こう。検査のために昨晩21時以降絶食していたので、朝食も食べていないしお腹がペコペコだ。

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さっき地下鉄でリトルインディアで乗り換えた時から、なんだかカレーが食べたい気分になってきてしまっていた。インドからわざわざシンガポールまで来ているのに、リトルインディアでカレーとは、いやもう私もインド人、というかインド胃になってしまっているのだな笑

出張でシンガポールに頻繁に来ていた頃、シンガポール人の友人から「リトルインディア」で一番美味しいカレー屋だと紹介してもらったその店に何度か通ったが、その味が忘れられなかった。うん、せっかくだから、久々にそこに行ってみよう。

リトルインディア

シンガポールは中華系・マレー系・インド系など、複数の民族が共存する多民族国家だ。よく「シンガポール人の母国語って何?」と聞かれることがあるが、中華系のシンガポール人は家では中国語を母国語として話していることが多い。中国語といっても、いろいろな方言も含めてだが。多民族国家のため、学校や職場では基本的に英語でコミュニケーションを取る。小さい時からそういう文化・教育環境だから、シンガポール人は英語が母国語並みにうまいというのはうなずける。私の友人のマレーシア人(中華系マレーシア人)で、英語がほぼ母国語の友人に聞いたところ、やはり「シンガポール人とマレーシア人と比べたら英語力が全然違う」「語彙力や表現力がやはり私はかなわない」と言っていた。いえいえ、あなたも私からすれば十分ネイティブですけどね。発音は「シングリッシュ」だなんて揶揄されるが、シンガポール人の英語力はアジアではNo.1だ。

ちなみに、シンガポールの「シングリッシュ」に対抗して、というわけではないが、インド人の英語は「ヒングリッシュ」(ヒンディー訛りから取っている)と呼ばれている。私は毎日インド人と英語で仕事をしているので、ヒングリッシュにはもう大分慣れているが、初めてインドに旅行する日本人は決して聞き取れるものではないと思う。

さて、話はそれたが、リトルインディアだ。そんな多民族国家シンガポールの中で、インド系のお店などが多く存在するのが「リトルインディア」と呼ばれるエリアだ。日本ではあまり馴染みがないかも知れないが、中華街のインド版みたいなものだと思ってくれればいい。

シンガポール人にとっては、美味しいインド料理やカレーを食べるならリトルインディアに行け、という場所だ。

地下鉄でブギスからリトルインディアにまた戻ってきた。

うんうん、本物のインドとは大分違うし、こっちの方が大分きれいではあるが、何となくインドっぽい雰囲気が漂ってきたぞ。春節前だからか、リトルインディアもそこかしこに装飾がなされている。

街全体が独特な色使いでカラフルだ。

建物の壁面などに、アートが描かれていたりもする。

言っておくが、本当のインドはこんなにオシャレじゃないぞ。

絶品、バナナリーフアポロの「フィッシュヘッドカレー」

そんなリトルインディアの端の方にその店はある。「バナナリーフアポロ」という店だ。ここが、ローカルも薦める、シンガポールのリトルインディアで一番美味しいカレー屋だ。

こういう、インド料理店がひしめき合っている通りにある。

中は非常に広い。夜だったら予約をした方がいいが、昼ならば予約なしでも大丈夫なのではないだろうか。私が訪れたのは昼前だったので、まだガラガラな状況だった。

ここのシグニチャーメニューはなんといっても「フィッシュヘッドカレー」だ。その名の通り、魚の頭をそのまま煮込んだカレーだ。写真を見てちょっとグロいと思った方もいるかも知れないが、日本でも魚のカマを食べるように、それと同じだ。

スモールサイズが24ドル(約2000円)、ミディアムが28ドル(約2300円)、ラージサイズが32ドル(約2600円)だ。私はおひとりさまなので、もちろんスモールをオーダー。

それとラッシーを頼んだ。マンゴーラッシーかプレーンラッシーか悩んだが、プレーンラッシーに。4.5ドル(約360円)。

サイドディッシュもついつい頼みたくなってしまうが、ここはぐっと我慢。フィッシュヘッドカレーだけでもかなりの量なので、サイドなんて付けたら絶対に食べきれない。

すぐに、皿が運ばれてきた。皿の上に、店の名前の通り、バナナリーフが敷いてある。この上で食べるのだ。

パパド。インド料理屋では必ず、料理を待っている間に出される、せんべいみたいなパリパリの食べ物。ビールなんかによく合う。ここのパパドはインドのパパドと違って焦げ目がなく、なんだか海老せんべいみたいな風味もある。

そしてラッシー。プレーンなので甘さ控えめでちょうどいい。

そしてこれが、お待ちかねの「フィッシュヘッドカレー」だ。スモールサイズと言えども十分でかい。ちゃんと魚の頭ごと入っている。

カレーはシャバシャバしたスープタイプだ。トマトの酸味といろいろなスパイスが複雑に絡み合っていて、スープカレーではあるが非常に濃厚な味だ。オクラや茄子など、いろいろな野菜も一緒に煮込まれていて、トロトロになっている。

そして何よりもフィッシュヘッド!日本の寿司屋などで魚のカマを食べたことがある人なら分かると思うが、中をほじっていくと、すごいほろほろの美味しい肉が出てくる出てくる。魚の肉の量だけでもひとりでは食べきれないほどの多さだ。

そして、その魚から出た旨味がすごい。濃厚なシーフードカレーのような感じ。だけれども、トマトの酸味と、スパイスもよく効いている。

店員さんが、大きな釜からご飯と野菜をバナナリーフの皿に乗せてくれる。3.5ドル(約280円)。このご飯と付け合わせの野菜はお替り自由だ。

そして、フィッシュヘッドから肉をほじほじして、カレーソースとともにご飯にかけるとこんな感じ。これをぐちゃぐちゃにかき混ぜて食べるともう最高。

魚の目をどうしようか悩んだが、私は日本でも魚のカマがあれば目は好きな方でもあるので、ここでも食べてみた。これがまた美味い。濃厚。

いやあ、わざわざインドからシンガポールに来ておきながら、あえてリトルインディアでカレーを食べてしまうとは、自分でも正直笑えたが、またここに来れてこのカレーを食べることができて本当に満足。このレベルなら、デリーに来ても人気になるだろうなあ。

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Author: admin

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