地下鉄だけで気軽に回れる、成都市内の定番観光スポット6カ所(まとめ)

今回私は初めての成都旅行。3泊4日ですが、初日は夜遅くに到着し、4日目は朝早くの出発だったので、実質動けるのは丸2日間だけ。しかも今回は、本場の四川料理を食べまくる、ということが第一目的だったので、観光はできる範囲で定番だけ回ることにしました。

成都郊外には、九塞溝、黄龍、青城山、都江堰、峨眉山、楽山大仏といった世界遺産にもなっている景勝地がたくさんあり、本当はそういうところにも行ってみたかったのですが、1か所行くだけで半日や1日かかってしまうので、今回は郊外には出ずに成都市内でグルメを満喫しながらついでに見ることができる観光地のみに絞りました。

1. 武侯祠(ぶこうし)

やはり成都に来たらここだけは絶対に訪れなければなりません。成都と言えば「三国志」の蜀の都。そして三国志をあまり知らない人でも名前くらいは聞いたことある有名な蜀の軍師「諸葛孔明」を祀る祠堂がこの武侯祠です。

最寄り駅は、地下鉄3号線の高升橋駅。高升橋駅の構内には諸葛孔明のことが書かれたパネルが貼れていて、だんだん三国志気分になってきます。高升橋駅から武侯祠までは徒歩で10分です。

このあたりは古い町並みが残されていて、情緒たっぷり。歩いているだけでタイムスリップした気分になります。

着きました。三国志の聖地と書かれている大きな岩があります。記念写真好きな中国人には絶好のスポットですね。

メインエントランスの横でチケットを買います。チケットは50元(約800円)です。

中に入ると外とは別世界の、静かな空間が広がっています。きれいな庭園を歩いていると、鳥のさえずりや胡弓の音がどこからともなく聞こえてきます。

そして、諸葛孔明を祀る祠堂へ入っていきます。

これが諸葛孔明像。武侯祠のメインエントランスから真っすぐ歩いて一番奥の「名垂宇宙」と書かれた建物の中にあります。宇宙まで諸葛孔明の名は轟いている、という意味なんでしょう。さすがです。

説明は中国語だけでなく、英語・韓国語・そして日本語まで付いてるので助かります。

ここ武侯祠には諸葛孔明像だけでなく、三国志の蜀の名将たちの像もたくさんあります。

諸葛孔明の君主であり、蜀の皇帝の劉備の像ももちろんあります。三国志のいわば主人公ですね。

その劉備と兄弟の契りを交わした関羽と張飛の像ももちろんあります。

その他、蜀の代表的な武将や文官たちの像も並んでいます。武将の列、文官の列と分かれていますので、分かりやすいです。

また、武侯祠には、劉備の陵墓である「恵陵」もあります。

この立派な門をくぐると、劉備の墓の小高い丘があり、そこを一周歩いて回ることができます。

そしてこの恵陵の石壁の外側には、きれいな赤い壁が象徴的な情緒ある小路があり、多くの中国人観光客が記念撮影をしていました。

私も昔、三国志を読んだり、ゲームをしたり、プチ三国志ファンだった時代もあったので、あの蜀の都がここかあ、とか、あの劉備の墓がここかあ、なんて感慨にふけりながら静かにひとりの時間を楽しむことができました。

そして、武侯祠の敷地内には何軒か茶座(屋外で中国茶を楽しむことができる茶屋)があり、中国茶を楽しむことができます。私が訪れたのは平日の午前中でしたが、混んでいて入れませんでした。

武侯祠の付近には、美味しそうな四川料理屋がたくさんあります。そんな中で私が入った店がこちら。

関連記事:担々麺の本場、四川・成都のローカル食堂で食べる辛い麺料理

武侯祠と高升橋駅の間にある「永記湯圓面館」というどローカルな店で、ローカル感半端ないですが、本場の担々麺をはじめ、四川の辛い麺料理をいろいろと食べることができます。

武侯祠に訪れた際は、是非行ってみてください。

2. 錦里(きんり)

武侯祠のすぐ隣にある錦里は、蜀時代の雰囲気を味わえるスポットです。上海で言うところの新天地か田子坊みたいなイメージでしょうか。

私は武侯祠を出て、そのまま隣の錦里に行きました。

武侯祠もそこそこ人が多かったのですが、錦里はそれとは比べ物にならないくらいの人の多さ!

平日の午前中でこんなに混んでるんだから、休日だったらどうなっちゃうんだろう。人が多いので疲れますが、でも、蜀の時代の街並みが再現されていてぶらぶら歩いているだけで楽しいです。

有名な張飛牛肉。あまりに混んでいて諦めました・・・食べたかったなあ。

四川名物の花椒を専門的に扱っている店とかもあります。なんだか雰囲気ありますね。

ここは掛け軸とか書を専門的に扱っている店。

筆だけを専門的に扱っている出店もありました。

とまあ、中国っぽいものなら何でも手に入りそうなおすすめスポットです。

食べ物もいろいろと揃っていますので、食べ歩きにもぴったりです。レストランから出店的なものまで、数えきれないほどの食べ物屋さんがあります。

本当は張飛牛肉を食べたかったのですが、混んでいて諦めてしまったので、代わりにこの美味しそうなシーフードの出店を見つけ、イカ焼きを買いました。

そしてこの偶然出会っただけのイカ焼きが美味い!!ぷりっぷりのイカにスパイスがこれでもかとかけられていて、辛いけどいい味!

錦里は超人気スポットで平日でも混んでいるので、午前中早めの時間に行くことをオススメします。こうやって食べ歩きしながら蜀の都が再現された街を歩くのはなんだか気分がいいですよ。

3. 文殊院(もんじゅいん)

文殊院は成都の代表的な仏教寺院です。

最寄り駅は1号線の文殊院駅で、駅からは歩いて5分程度で到着します。

今回私は、実は文殊院目当てというよりは、そのすぐ目の前にある「洞子口張老二涼粉」という四川麺の美味しいローカル食堂に来ることが目的でした。

関連記事:四川の麺料理「甜水面」と「涼粉」を本場で味わう!

そして、そのあと偶然入った隣のワンタンもすごく美味しかったんです。

関連記事:四川省・成都で一番有名な小吃「龍抄手」の辛いワンタン

そしてこれらの四川グルメを堪能したあと、せっかくなので文殊院にも入ってみました。

平日の午前中だったにも関わらず、けっこう人が多かったです。

そして、観光客なのか地元の人なのかは分かりませんでしたが、線香を供えたり、膝をついて拝んでいたりと、信心深い方が多いという印象がありました。

文殊院のすぐ隣には、香園という有名な茶座が。かなりいい雰囲気醸し出しています。トライしたかったのですが、中に入ってみたら満席で待っている人も多くいたので諦めました。次回来たら必ず入りたい!

4. 寛窄巷子(かんさくこうし)

寛窄巷子は若者に人気のオシャレエリアです。清の時代の古民家が並ぶ街並みがリノベーションされ、ショップやレストランなどに再開発されています。

雰囲気は上海で言うところのまさに新天地といったイメージです。

地下鉄4号線の寛窄巷子駅を降りてすぐです。

寛窄巷子は「寛巷子」「窄巷子」「井巷子」という3本の路地からなり、それぞれの路地に趣のあるショップやレストランなどが軒を連ねています。

この日はあいにくの雨でしたが、それでもそこそこ人は多くいました。晴れていたらそうとう混みあう場所なんだと思います。

スタバもこんな感じに中国の古民家を改装した造りになっています。日本で言うと、京都の三年坂のスタバみたいな感じですね。

四川オペラ(川劇)風にメイクをしてもらえるサービスなんかもあります。

錦里にもあった、成都名物の花椒を専門的に扱っている店も複数あります。

そして、成都と言えばパンダ!!

パンダグッズの専門ショップもあります。これは見逃せません!

寛窄巷子は街歩きが楽しくて、ぶらぶら歩きまくっていたら疲れてしまったので、お茶することに。

さっき、文殊院の隣の香園には入れなかったので、寛窄巷子でもいい感じのところを探しましたが、バリバリに雰囲気がいいところはみんな混んでいて入れなかったので、ここに入ることにしました。

なんかあまり色気のない店ではありますが、これはこれで、なんか着飾ってなくて、日常の一部みたいな感じでいいなあと。結果大正解で、非常にゆっくりした時間を過ごせました。店員さんも言葉のできない私に優しかった!

ジャスミン茶。お湯はいくらでもつぎ足せますので、かなりゆっくりしました。

5. 春熙路(しゅんきろ)

春熙路は成都市内でもっとも開発が進んだエリアです。オフィスビルやデパート、ショッピングモールなどが立ち並んでいます。

春熙路駅は地下鉄2号線と3号線が乗り入れるターミナル駅です。

最初に春熙路に着いた時は、正直かなりびっくりしました。え、成都ってこんなに都会なの!?と。

成都の象徴、パンダがビルの上に登っています笑

そして、さすが中国!道の幅が広い!すぐそこに見えているビルでもなかなか辿りつけません。

イトーヨーカドーや伊勢丹まであります。

オフィスで働く人たちや、地元の若者などもたくさんいるので、成都のローカルの人たちがどんな感じなのか人間ウォッチングするには最適ですねー。

私もここでしばらく、銀ブラならぬ、春ブラをしてウィンドウショッピングを楽しみました。

6. 天府広場(てんぷひろば)

最後に、天府広場です。

天府広場駅は、地下鉄1号線と2号線が乗り入れているターミナル駅です。

ここは成都市の中心とも言える場所で、地図をちょっと広域にして見ていただけると分かるように、この天府広場を中心に道が四方八方に延びています。パリで言うところの凱旋門的なポジショニングですね。

中国らしい大スケールの広場では、多くの人が思い思いの時間を過ごしています。広場の正面には四川科技館と毛沢東像。

そして、広場の地下はショッピングモールになっていて、いろんなショップやレストランが入っています。

ここで食べた「冒菜(マオツァイ)」(=ひとり火鍋)が忘れられません!!

関連記事:ひとり火鍋「冒菜(マオツァイ)」のやみつきになる魅力

さて、地下鉄だけで気軽に回れる成都市内の定番観光スポット6カ所、いかがでしたでしょうか?私は、ゆっくり回りましたが、これで丸2日かかりました。成都郊外の観光スポットにも行きたい方は、中2日以上確保するようにしてくださいね。

関連記事:

Author: admin

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください