
私がインドに住み始めた3年前は、道路も舗装されていないところがそこらじゅうにあったし、和食レストランも片手で数えられるくらいしかなかったし、いや大変なところに来ちゃったなと正直思ったものですが、ここ数年でインドのデリー・グルガオンは驚くべきスピードで進化しています。グルガオンなんてもうちょっとした都会ですからね。十数年前まで野原だったなんて想像できないです。
レストランで言えば、和食も少ないですが、中華が少ない!インドと中国ってちょっと仲悪いんですよね、国境紛争とかもあるし。だから中国の企業もまだ全然少ないし、中国人の駐在員もほとんど見かけません。それもあって、中華料理のレストランが少なくて困るんですよね。日本人にとって中華ってけっこう身近なものですからね。
そんな中で昔から頑張っている中華料理レストランが「金橋」。
中華料理に関してはそんな状況なので、正直はじめて聞いたときはびっくりしましたよ。グルガオンに「火鍋」のレストランができたって聞いて。
その名も「友達中華料理」
うーん、ナイスな名前ですね。世界はみんな友達だってことです。
場所は、グルガオンの中心地であり高級マンションやショッピングモールが軒を連ねるゴルフコースロードの「セントラルプラザモール」というモールのGround Floorです。
セントラルプラザモールは、おそらくはじめてインドに来た人が見たら、「えっ」って思って入るのに躊躇してしまうかも知れない感じのローカル感漂うモールです。駐車場も舗装されておらずボッコボコです。

2フロアになっていて、下がテーブル席、上が個室です。

個室は3つくらい(だったかな)あって、そこそこの人数対応できます。
今回私たちは4人で。

おー、日本語のメニューもある!助かります。
本場中国と同じように、オーダーしたい具をチェックしていきます。

そして何より嬉しいのは、チャツネ、じゃなかった、タレを自分で作ることができるところですね。
本場中国の火鍋屋さんはどこでも必ず、すごくたくさんの種類のタレや薬味が並んでいて、自分の好きなようにタレを作ることができます。ここインドのグルガオンでもそんな店ができちゃうなんて感動です。
それにしても、ついこの前、中国の成都にひとり旅に行って、いろんな四川料理を堪能してきたものの、火鍋は1人じゃ入りづらいからという理由で火鍋を諦めて帰ってきたのに、インドのグルガオンで火鍋を食べることになるとはね。
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ちゃんと鍋も2つに分かれています。

肉も美味しそう。
ほんとの牛肉なのかは分かりませんが、ちゃんと美味しかったです。
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火鍋ってほんと、たまに食べたくなるんですよね。
ここはインドにいながらしてちゃんとした火鍋を食べられるから定期的に通いたいなーと思えるお店でした。
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鍋と言えば、タイの「タイスキ」も美味しいですよ。インドに住んでる皆さんはタイの買い出しの際に是非。