インド・ムンバイのモンスーンは凄まじい!!

毎年6月~9月くらいは、インドのムンバイは雨季です。
特に7月・8月は、モンスーンと呼ばれる季節風の影響で、ムンバイは信じられないほどの大雨が降り続きます。
気象庁が発表している情報でも分かる通り、7月と8月に圧倒的な量の雨が降ります。
私が住んでいるデリーでは、雨季とは言っても、1日の中でザーッとスコールが降る時間が数時間あるだけで、その他の時間は晴れていたりするのですが、ムンバイは1日中ずーっと降っています。
そして、(これはデリーも同じようなものですが)街の排水インフラが整っていないので、大雨が降ると一気に洪水状態となり、街自体が冠水します。
今から2年前の2017年のムンバイのモンスーンは10年か20年に一度の規模だったと言われているのですが、街全体で人の腰くらいの位置まで水位が上がり、車の中にまで浸水してくる状態でした。私はその時もムンバイにいて、車で移動中だったのですが、車内の自分の膝くらいまで水が入ってきていて、正直ちょっと死の危険性すら感じたほどです。
私は1年に数回ムンバイに出張しますが、今回の出張はモンスーンのど真ん中。2年前のトラウマが頭をよぎりますが、どうなることやら・・・

もう上空からでも分かる分厚い雲・・・

空港に着いてタクシーに乗るも、大雨で大渋滞・・・
30分のはずの道のりが、2時間半もかかっちゃいました・・・
Google Mapではずっと「30分」と表示されているのですが、もはやGoogleでも読み切れない自然の驚異。

うおー、すごい雨!
ホテルに着いてもすごい雨。景色が霞んじゃってます・・・

そしてまた外に出るも、大渋滞・・・
もうほとんど車の中で過ごしています笑

そして、渋滞につきものなのがトイレの問題。
何時間も渋滞に巻き込まれていたら、そりゃトイレにも行きたくなりますが、日本じゃないのでトイレなんてそこらじゅうにはありません。
やっと見つけたこんなローカルのトイレで用を済ませます笑
インドのトイレ事情で気を付けなければいけないこと、それは(インドだけじゃないですが)必ずティッシュを携帯していた方がいいということです。ほぼ確実に公衆トイレには紙は置いてありません。中国のトイレ事情だと「ニーハオトイレ」という、ドアがないので用を達する時に人と目が合ってしまう、というトイレが有名ですが、インドでは紙がなく水桶が置いてあるだけなので、素手で洗うことになります笑。その場合、汚い話ですが、ビチョビチョに濡れたままパンツを穿くことになります・・・私ももちろん何度か経験済です笑

あーあ、やっぱり道路が冠水してしまいました・・・


今回は2年前の「腰の高さまで冠水」というレベルには至りませんでしたが、くるぶしくらいの高さまでは来ていました。もう道路がパッと見、川です。

動けなくなって困ってる車も・・・
ということで、ムンバイの7月・8月は気を付けなければいけない時期です。
出張でその時期にどうしても来なければならない場合は仕方ないですが、旅行で来られる方は、7月・8月(できれば6月~9月)は避けた方がいいですね。ほぼホテルの中か、車の中で過ごすことになります笑
インドの気候に関する関連記事:
- デリーの空気汚染とPM2.5の数値は?オススメの旅行時期は?
- はじめてのインド出張・インド旅行に持っていくべき、必要な持ち物10選
- 気温45度!灼熱のインド・デリーのルーフトップバー!
- 【実証】インドの灼熱の夏に日本のチョコ菓子は耐えられるのか選手権
ムンバイのおすすめホテルに関する関連記事:
この記事へのコメントはありません。