
上海の懐かしの名店を巡る旅。まず最初に、着いて早々ランチに訪れたのは「上海ラオラオ(上海姥姥)」です。
「姥姥(ラオラオ)」というのは「おばあちゃん」という意味の中国語で、このお店はおばあちゃんが作るような家庭料理的な上海料理を食べられるお店です。地元の人にもこよなく愛される上海料理の名店です。
しかも安い!かなりリーズナブルなので、限られた予算で思う存分上海料理を楽しみたい方は絶対に行かないともったいない、というお店です。
場所は、外灘(ワイタン/バンド)からちょっと中に入った場所にあります。
タクシーで行きたい方は、UberやDiDiなどのアプリで呼ぶ場合は問題ありませんが、流しのタクシーを捕まえて行く場合、中国では「○○路と○○路の交差点」と道の名前を運転手さんに伝えるのが一般的なので、「福州路・四川路」と伝えましょう。中国語で伝えられない場合は、「福州路・四川路」と書いたメモを運転手さんに見せればそれでOKです。
地下鉄で行く場合は、 2号線・10号線の南京東路で降りて、徒歩10分です。


これがお店の外観です。
おー、懐かしい!!
変わってないですね~。昔よく通っていた頃のことを思い出します。

平日の14時~15時くらいに来ましたが、店内はローカルの人でいっぱい。でも運よく待ち時間無しで入れました。



懐かしのメニューを眺めながら、とりあえず青島ビール(チンタオビール)で乾杯です。

出た―!!!
これが名物の「紅焼肉(ホンシャオロウ)」です!!
紅焼肉(ホンシャオロウ)というのは、上海料理の代表的な料理で、日本で言うところの豚の角煮です。ただ、日本の豚の角煮と違って、ホンシャオロウは柔らかい肉の部分、コラーゲンたっぷりの脂身の部分、歯ごたえの良い皮の部分、と3つの部位で構成されていて、1つのカタマリでも3つの楽しみがあります。
ホンシャオロウの味付けは、少し甘みのある、でもご飯が進むような濃厚な醤油っぽい味付けで、日本人の口にすごくよく合います。1つ食べればビール1杯、もしくはご飯1杯行けてしまうのではないか、という濃厚な味。病みつきになります。
濃厚なタレの味付けのお供に、煮卵がよく添えられるのですが、これが相性抜群!卵もついつい食べ過ぎてしまうんです。
上海料理の店ではほぼ確実と言っていいほどホンシャオロウを出していますが、ここの上海ラオラオのホンシャオロウは格別です。

箸休めにインゲンの炒めもの。これも上海では定番の一品です。

そして最後は、待望の「上海焼きそば」。意外に知られていないかも知れませんが、上海焼きそばも上海グルメの代表的存在です。もちもちした太麺で、日本の焼きそばと焼きうどんのちょうど間くらいの太さ。そして味付けは、日本のソース焼きそばと似た、ちょっと甘めのソース味で、これも日本人の口によく合います。間違いなく美味い!
いやー、上海ラオラオ、何年経っても変わらない、大満足の味でした!
皆さんも、上海旅行の際には是非訪れてみてください!
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