
上海グルメと言えば、小籠包、上海蟹、そして何と言っても紅焼肉です。
紅焼肉(ホンシャオロウ)とは、日本で言う豚の角煮のような料理なのですが、日本の豚の角煮よりももっと甘い味付けです。一般的に紅焼肉は、柔らかい肉の部分、コラーゲンたっぷりの脂身の部分、そして弾力と歯ごたえがある皮の部分、という3つの部位でできていて、一度にいろいろな楽しみ方があります。見た目にも非常にきれいで、上海グルメの代表格として愛されている料理です。
今回の「上海の懐かしの名店を巡る旅」。紅焼肉の名店ももちろん外せません。
先日の記事で、上海の家庭料理的なお店として「上海ラオラオ(上海姥姥)」をご紹介しました。
関連記事:上海ローカルも絶賛する、上海料理の老舗・有名店「上海ラオラオ(上海姥姥)」
このラオラオの紅焼肉も最高に美味しいですが、紅焼肉だけで言ったらラオラオを超える(と私は思っている)有名店があります。
それが「圓苑(エンエン)」です。
圓苑は上海市内に何店舗かありますが、今回私が訪れたのは静安寺のスイスホテルの中に入っている店舗。

エントランスはこんな感じです。
圓苑はけっこう高級店です。でも、あまり欲張り過ぎずに、名物の紅焼肉とあと2品くらい食べて終える分にはそれほど高くはつきませんので、予算が限られる方にもおすすめできます。上海料理を代表する店の1つなので、是非訪れていただきたいお店です。

店内はけっこう高級感が漂う雰囲気です。

ランチで来たのですが、とりあえず青島ビール(チンタオビール)は外せません笑

出た―!!
これが圓苑の紅焼肉(ホンシャオロウ)!!
まず、見た目が美しいです。
特製の甘ダレでテカっています。
肉の質ももちろんですが、ここのタレが絶妙で美味しいんです!
この量で128元(約1920円)です。高いと感じるか安いと感じるかは人次第ですが、私にとってこれはコスパが良すぎるくらい美味しいです。
肉もほろほろで柔らかく、脂身もクセがなくてどんどん行けちゃう。
2人でこの量はちょっと多いかなと最初思いましたが、正直足りないくらいでした。

そして、これも上海名物の蟹ミソ豆腐!!
麻婆豆腐の蟹ミソ版だと思ってください。上海は蟹も有名ですので、小籠包にもよく蟹ミソが使われますが、この蟹ミソ豆腐も名物なんです。
蟹ミソの濃厚な味が柔らかい絹豆腐と餡にからまって、最高に美味しいです!!
これは138元(約2070円)。

そして、お決まりの空芯菜炒め。
シンプルだけど、すごく味がいいです!
中国の野菜炒めってどうしてこんなに美味しいんだろうか!

中華料理のレストランにしては珍しく、ワインなんかも豊富に取り揃えられているので、ディナーで来た時なんかにはいいですね。
いやー、懐かしの圓苑。相変わらず最高に美味しいお店でした!
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