成田空港前泊で、成田プチトリップ!絶品のうなぎを味わおう

成田空港から海外旅行に飛び立つ方は多いと思いますが、海外旅行って2時間前には空港に着いてチェックインしなければならないので、早朝便の場合かなり朝がつらいですよね。
そんな時は気分を変えて、思い切って成田に前泊してしまってみたらどうでしょう?
確かに、海外旅行だけでもお金がかかるのに、さらに前泊なんて贅沢ではありますが、成田周辺のホテルは数千円で泊まれる宿も多くあり、リーズナブルです。
そしてなによりも、前泊によって半日余裕ができますので、今まであまり行ったことのなかった成田周辺を満喫することができます。
私は海外出張や海外旅行に数えきれないくらい行っていますが、お恥ずかしながら今まで成田市内を観光したことはありませんでした。今回たまたまそういう機会がありブラブラしてみたら、こりゃ最高。予想をはるかに超える満足だったので、レポートしたいと思います。
古き良き街並みが残る門前町をブラブラ散歩

成田と聞いて「成田空港」以外にすぐ思いつくのが「成田山新勝寺」。そう、初詣とかでよくニュースに出てくる有名なお寺です。
成田山新勝寺は真言宗智山派の大本山で、その周辺は門前町として、今でも古き良き風情のある街並みが残っています。
上の写真のように、奥の新勝寺まで参道が続き、そのさらに奥には飛行機が飛んでいる様が小さく見えます。なんだかいいですねー。

景観保護のため、セブンイレブンのロゴも同じ色に染まっていて、面白いですね。

いろいろなお店が軒を連ねていて、参道をぶらぶら散歩しているだけでもすごく癒されます。
成田は実はうなぎのメッカ
有名な話かも知れませんが、私はお恥ずかしながら今まであまり知りませんでした。成田って、うなぎ店が軒を連ねている、うなぎのメッカ、うなぎの激戦区なんですね。
参道を歩いているとそこらじゅうに美味しそうなうなぎ屋さんがあります。どこも美味しそうで、どこに入るか迷ってしまいます。
日本人だけでなく、外国人の方もたくさん散歩されています。皆さんどこのうなぎ屋さんに入ろうかと悩みながらブラブラしてますね。
名店!川豊本店の絶品うなぎ
成田のうなぎで一番有名なのが、明治43年創業の老舗中の老舗「川豊(かわとよ)」です。
私は成田でうなぎを食べるのは初めてだったので、まずは川豊しかないだろうと思い、川豊本店に入りました。

見てください、店構えからして趣が半端ないです。
木造3階建ての純日本家屋で、創業100年以上。これは楽しみです!

店先にあるテーブルにも見えてしまう特大のまな板。
ここで、多くの職人さんが新鮮なうなぎをその場でさばいています。

レジでオーダーをして、席へつきます。
テーブル席と座敷がありますが、私は迷わず座敷を選択。

いやー、まさか成田空港からちょっと外に出ただけでこんな世界が広がっているなんて知りませんでした。
これだけで完全にプチ旅行です。

そりゃあ、昼からビールも飲んじゃいます。

ビールのアテに「きも煮」をオーダー。

うな重が来る前からもう十分満足です。

さあ、ついに来ました!
私が頼んだのは「上うな重」(3600円)です。


これ!
いやー、最高です!!
ふっくらしていて、柔らかくて。
焼きたての香ばしさもすごくいいです。
タレはあっさりとした薄甘口で、明治43年の創業以来ずっと継ぎ足してきているものなんだそう。100年以上の間、何度も何度もうなぎの蒲焼をつけてきたそのタレは、うなぎのエキスも染み込んでとんでもない美味しさになっています。

きも吸いもすごく美味しいです!
生ビール、きも煮、上うな重、きも吸い。あわせて5000円弱いってしまいましたので、ランチとしては高いですが、全く高いという気はしませんでした。
完全にこれだけでプチトリップでした。いやー、いい旅だった!
成田山新勝寺へお参り
食後は、散歩も兼ねて、今まで行ったことなかった成田山新勝寺へ。



本堂を目指し、境内を歩いていきます。
けっこう広いですね。
平日の昼間で、人もまばらで、なんだか心が洗われるようです。



やっと本堂に到着しました!
広い!
そしてほとんど人がいなくて、逆にいい!
いつも人口の多いインドでインド人に囲まれてますからね笑、こういう環境、心が欲してました。


線香の匂いって、好きです。ほんといい香りですよね。
長いことインドに暮らしてて、この感覚忘れてました。
いやー、癒される。

そして、本堂でお参りを。
いつか泊まってみたい若松本店

成田山新勝寺の目の前に、若松本店という旅館があります。
前からちょっと気になってはいたのですが、実際目の前で見てみたら、想像以上にいい感じ。
古き良き趣みたいなものもあり、それでいて清潔そう。
次回成田に泊まる時には是非泊まってみたい宿です。
皆さんも、成田空港から海外へ出られる際は、無理せず前泊してみるのもアリですよ。これだけで完全に1つの完結したプチトリップ。満足度、超絶高かったです!
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