
バリ島のウブドと言えば、様々な場所でバリの伝統舞踊を鑑賞することができます。ホテルでやっている伝統舞踊ショーなどもいいですが、やっぱり王道なのは「ウブド王宮(プリ・サレン)」で毎晩やっている伝統舞踊です。
ウブド王宮は、ウブドの街のまさに中心にあり、ウブドのメインストリートの真ん中に位置しています。ウブドの街の中心は、今でこそ観光客がたくさん訪れる場所になってきていますが、まだまだバリ・ヒンドゥーの宗教観や、神秘的な自然の美しさを感じることができる場所です。
ここウブド王宮のバリ伝統舞踊は毎晩19:30からやっていて、チケットはその場で約1000円で買うことができます。早い者勝ちで、席も自由席なので、いい席でゆっくり観たい方は30分前の19:00くらいまでには行っておくのがオススメです。席はどこでもOK、とりあえず見てみたいという方は、空席がある限り入れます。今回私は前の予定がちょっと押してしまい、かなりギリギリになってしまい、ちょうど始まる19:30頃に到着しましたが、最後のチケットで入ることができました。

これがウブド王宮の伝統舞踊のステージです。
歴史あるウブド王宮の建物がライトアップされて非常に神秘的です。

ガムランと呼ばれるインドネシアの民族音楽に合わせて、伝統舞踊が始まります。


バリの民族舞踊は、いろいろな物語を伝えるものだそうで、このウブド王宮で観ることができる伝統舞踊も日によって異なる物語の演目が行われているみたいです。
私はバリの民族舞踊にすごく詳しい訳ではないので、正確なことはあまり言えませんが、男性の演者も女性の演者も目ヂカラが半端ないです。目を大きく見開いて、遠くからでもはっきりと分かる目の動きで感情などを表現している様が、どこか歌舞伎とも通じる部分があるような感覚を持ちました。

ウブド王宮での伝統舞踊鑑賞を終えたあと、近くでローカルのご飯やさんを探してみたところ、いいレストランを発見。
「Canderi(キャンデリ)」というレストランです。
ウブド王宮からモンキーフォレストロードを南に歩いて1分もしない辺りにある、古民家レストランです。
調べてみたら、ここキャンデリは1960年代からずっと家族経営でやってきている老舗の古民家レストランなんだそうです。


もう店に入った瞬間からいい感じです。
もちろんウブド王宮とまでは言わないまでも、バリ・ウブドの伝統的な建築物がそのままレストランになっちゃったような趣です。


店の奥まで見学させてもらうと、中庭のような場所もあり、ウブドの古き良き雰囲気が残った、すごく心地いい空間が広がります。


さすが、地元の老舗古民家レストランだけあって、インドネシア料理からバリ料理までいろいろと揃っています。何にしようか迷っちゃいます。

とりあえず、ビンタンビールでもゆっくり飲みながら、ゆっくりメニューを眺めます。

まずは、ビールのお供にサテをオーダー。
ここのサテは、つくねみたいになっていて、ピーナッツソースともすごく合います。

これは、オポールアヤムという、鶏肉のココナッツソース煮です。
ココナッツチキンカレーに味としては似ています。
すごく美味しいです!

そして、定番のミーゴレン(インドネシアの焼きそば)。
間違いなく美味しいです!

もうお腹いっぱいだったのですが、あまりに美味しくて、もう1品オススメは何かと店員さんに聞いてみたところ、これ、クリスピーダックという料理です。
その名の通りクリスピーに揚げられたダックがすごく美味しいです!
という感じで、ウブド王宮の伝統舞踊を愉しんだ後に、すぐ近くのバリの伝統を感じられる古民家レストランでのバリ料理。B級でローカルかも知れないけど、高級ホテルなどでは感じることができない、また別の贅沢な時間でした。
この旅の記事:
- ガルーダインドネシア航空で行く、バリ・ウブドの旅
- バリ島・ウブドの大自然に囲まれた隠れ家的ホテル「サンティマンダラ」
- バリ島・テガラランのライステラスでゆったりティータイム
- バリ・ウブドのティルタウンプル寺院の聖水で沐浴
- バリ・ウブドのローカル食堂「Happy Warung」で食べる絶品ミークア
- ウブド王宮で愉しむバリ伝統舞踊と、近くの古民家レストラン
- バリ・ウブドのおすすめレストラン「ワルンミナ」:ガゼボで食べる絶品ローカルフード
- ウブドから日本の地方創生が学ぶことはたくさんある
- バリ島の最高リゾートホテル「ザ・ムリア」(前編)
- バリ島の最高リゾートホテル「ザ・ムリア」(後編)
- バリ島のビーチサイドレストラン「Majoly(マジョリ)」でサンセットディナー
- 風が気持ちいい、バリ島のビーチフロントのバンブーハウスレストラン「Tamarind(タマリンド)」
- バリ島のお土産、何を買う?クリシュナなら24時間オープンで一気に買える!