本場インドのチャイを気軽に飲めるチェーン店「Chai Point(チャイポイント)」

インドの飲み物と言えば、やっぱり「チャイ」ですね。
はじめてインドに出張しに来た時、ホテルの朝食で、驚いた記憶があります。普通、ホテルの朝食で聞かれることと言えば「Coffee or Tea?(コーヒーにしますか?それとも紅茶にしますか?)」じゃないですか?でも、インドのホテルでは、「Coffee or Masala Chai?(コーヒーにしますか?それともマサラチャイにしますか?)」なんですよ!!
ちょっとこの趣きやばくないですか?非日常感が半端ない。興奮して「もちろんマサラチャイで!」とお願いしましたよ。
インドに住み始めて数年経って、もうそれには感動しなくなりましたが、コーヒー好きの私もたまに妙にインド気分に浸りたくなる時があって、そんな時は決まってマサラチャイを飲みます。
そういえば、以前の「パルおばさんのインド料理教室」でもマサラチャイの作り方を紹介しましたね。
関連記事:【パルおばさんのインド料理教室】マサラチャイの作り方
日本のオフィスで働いていると、打合せ中とかにコーヒー飲んだりしますよね。ここインドでは、打合せ中に飲むものはコーヒー派とチャイ派に分かれますが、インド人は圧倒的にチャイ派が多いです。ちなみに、最近は「グリーンティー」を飲んでる人なんかもいます。ちょっとおしゃれ感あるんでしょうかね?
チャイの大手チェーン「Chai Point(チャイポイント)」
インドにはもちろん、チャイのチェーン店がいくつもあります。
今回ご紹介する「Chai Point(チャイポイント)」はその中でも大手のチェーンで、デリー・グルガオンにもかなりの店舗数あります。
今回私が訪れたのは、Cyber Hub(サイバーハブ)にある店舗。サイバーハブは、何度か記事にしているように、インドで一番都会な場所です。前回の記事で書いた、超人気のベジタリアン料理レストランの「Burma Burma」に入れなくて40分ほど待たなくてはならなかったので、このチャイポイントで暇を潰そうということになったわけです。
関連記事:インド人が並んででも食べたいベジタリアン料理の超人気店「Burma Burma」

店内はこんな感じです。スタバのチャイ版みたいなところですね。
チャイポイントの店員さんは概してすごく親切で丁寧です。

フードもけっこう豊富に揃っています。


インドは紅茶の名産地。ダージリンやアッサムなど、世界的に有名な紅茶の生産地がインドには溢れています。概して紅茶のレベルは高くて、だからチャイも美味しいわけですね。
関連記事:インドのお土産の定番!!インド政府御用達の高級紅茶ブランド「SAN-CHA」
このチャイポイントでも、いろいろなお茶が家庭用としても売られています。

ちょっとボケてしまって申し訳ないのですが、これがメニューです。
チャイと一言で言っても、実にいろんな種類があるんですね。
よく分からないので、とりあえずは定番の「マサラチャイ」を頼みます。
素焼きの器に入った、本場のマサラチャイ

来ました来ました!本場のマサラチャイです。
インドでは、この茶色い素焼きの器で飲むのが一般的です。チェーン店のチャイポイントでは紙のコップと素焼きの器を選ぶことができますが、普通露天のお店とかで飲む場合はほぼ確実にこの素焼きの器です。
この素焼きの器、使い捨てなので、飲み終わったら下に投げ捨てて割るというのがインドの文化です。
なぜか、素焼きの器で飲んでる方が、美味しく感じてしまいます。確実に気分だとは思いますけど笑

一緒にいたインド人同僚が、頼んでないのになぜか「ワラパオ(ワダパオ)」を頼んでくれちゃいました。半分個ずつということで。これから美味しいベジタリアン料理が待ってるのに笑。
そう、ワラパオと言えば、以前の記事でもご紹介した、ムンバイのストリートフードの王様です。ふわっふわのパンにカレーコロッケみたいなものが挟まっているインド風ハンバーガー的なあれです。
関連記事:インド・ムンバイの超人気ストリートフード「ワラパオ(ワダパオ)」とは
うん、確かにワラパオとマサラチャイ、すごくよく合う!
さすが本場インド人のチョイスです。
アウトサイドのテラス席で、ワラパオを食べながら、マサラチャイ。最高にインド気分です。
マサラチャイは、濃厚なミルクティーのような感じで、マサラ(スパイス)が効いて、何とも言えないエキゾチックな美味しさ。
チェーン店でどこにでもありますので、はじめてインドに旅行や出張で来られた方は是非試してみてください。
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