チャナプリの作り方(パルおばさんのインド料理教室)

今日は、チャナプリの作り方です!!
チャナプリは、北インドでは定番の朝食メニューです。
サクサクに揚げたプリを、ほくほくに柔らかくなったチャナマサラ(ひよこ豆のカレー) と一緒に食べる、インド人の大好きなメニューです。
ヘルシーなのに、病みつきになる美味しさです。
みなさんも是非おうちでお試しください!!
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チャナプリの作り方
1. 材料の準備
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- 玉ねぎ
- ニンニク
- 生姜
- グリーンチリ
- トマト
- ジャガイモ
- コリアンダー
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- ガラムマサラ |Amazonで見る→https://amzn.to/3fAPsnO
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- 塩
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- 油
2. ひよこ豆を水に一晩浸けておく

チャナプリを作る前日に、ひよこ豆を水に浸して、一晩寝かせておきます。

一晩水に浸けておくと、こんな感じになっています。
ひよこ豆がお手元にない方は、下記からどうぞ!
ひよこ豆
3. ひよこ豆を茹でる

ひよこ豆を圧力鍋で茹でていきます。
一晩ひよこ豆を浸けておいた水は、豆のエキスが含まれていますので、捨てずに、その水も一緒に圧力鍋で茹でていきます。鍋の容量と豆の量にもよりますが、水が足りなければ必要な分だけ新たに足して茹でていきます。
塩を少々加えて、茹でます。

最初は強火で茹でて、圧力鍋の蒸気が一度吹いたら、中火~弱火にします。
その後、蒸気が3~4回吹いたら火を止めます。
茹でている間に、次の工程4も並行して進めていきます。

火を止めた後です。ひよこ豆が柔らかくなっています。
これでひよこ豆の準備はOKです。後ほどカレーグレービーに加える際に、茹で汁も一緒に使うので、このまま置いておきます。
4. カレーグレービーを作る

これから、カレーのグレービーを作っていきます。
まずは、玉ねぎのみじん切りを用意します。
パルおばさんは玉ねぎを3個使っていますが、インドの玉ねぎはサイズが小さいので、日本の大きめな玉ねぎなら1つ~2つで十分かと思います。

ニンニクと生姜のすりおろしです。それぞれ1サジ~2サジ分くらい用意します。
それと、グリーンチリを3本~4本、細かくカットしておきます。

トマト3~4個程度を適当な大きさにカットし、ミキサーでペーストにしておきます。

こんな感じのトマトペーストが出来ました。後ほど使います。

コリアンダーを細かく刻んでおきます。

フライパンに油を2サジほど敷きます。

油が熱くなってきたら、まずはグリーンチリから炒めていきます。
グリーンチリを最初に炒めることで、辛さを飛ばしてくれます。

次に、ニンニクのすりおろしを加え、一緒に炒めます。

続いて、玉ねぎを加えて、またしばらく炒めます。

玉ねぎをしばらく炒めたら、生姜のすりおろしを加えて、軽く炒めます。

ジャガイモ2個を適当な大きさにカットし、フライパンに加えて一緒に炒めます。
ジャガイモを加えることで、グレービーが濃厚になるんだそうです。

しばらく炒めたら、下記のスパイスを加えます。
- ターメリック:半サジ
- チリパウダー:半サジ
- コリアンダーパウダー:1サジ
- クミンパウダー:半サジ
- 塩:少々
スパイスがお手元にない方は、下記よりどうぞ!
ターメリック
チリパウダー
コリアンダーパウダー
クミンパウダー

スパイスを加えたら、よく混ぜ合わせながらしばらく炒めます。

先程作っておいたトマトペーストを加えます。

トマトペーストが全体に行き渡るように混ぜながら、少しの間炒めます。

少しだけ水を加えて、蓋をして、5分程度煮込んでいきます。
煮込んでいる間に、次の工程5のプリを並行して進めていきます。

5分ほど煮込んで蓋を開けると、水分が飛んでいます。
これをさらに炒めていきます。

しばらく炒めたら、ひよこ豆を茹で汁ごと加えます。

よく混ぜ合わせて、蓋をして、10分~15分ほど煮込んでいきます。

15分ほど煮込むと、グレービーが濃厚でいい感じになっています。

最後の仕上げに、下記のスパイスを加えます。
- ガラムマサラ:半サジ
- アムチュールパウダー:少々
ガラムマサラはいつも最後に入れるのがオススメです。ガラムマサラを入れて、混ぜ合わせたら、もう煮込まずに火を止めます。
ガラムマサラ
アムチュールパウダー

最後にコリアンダーを加え、軽く混ぜ合わせます。

器に盛り付けます。
ひよこ豆とジャガイモがかなりほくほくに柔らかくなっています。グレービーもかなり濃厚です。

最後に、コリアンダーをまた少し散らして、香り付け&飾り付けです。
これで、カレーグレービーの完成です。
このカレーは、チャナマサラと呼ばれるカレーです。
参考記事:ひよこ豆のカレーの作り方
5. プリを作る
工程4のグレービー作りと並行してプリも作っていきます。

プリは、アタ粉というインドの全粒粉を使って作ります。
アタ粉

アタ粉に、下記を加えて混ぜ合わせます。
- 塩:少々
- 油:1サジ程度
- アジュワイン:半サジ程度
油を入れることで、生地が柔らかくなります。
アジュワインは、すごく体にいいスパイスで、特に消化を良くしてくれるスパイスです。
アジュワイン

少しずつ水を加えながら、アタ粉をこねていきます。

こんな感じになるまで、こねます。
プリと同じく、チャパティもアタ粉を使って作りますが、チャパティは塩や油やアジュワインを加えず、アタ粉と水だけでこねるのが特徴です。
また、生地の硬さに関しても、チャパティの方が少しゆるめの生地にして、プリの方が硬めの生地にするのが特徴です。
参考記事:チャパティの作り方
上の写真くらいになったら、2~3分くらい寝かせておきます。

少し寝かせたら、手で生地を転がしながら、細長くしていきます。

少しずつ生地をちぎって、丸くします。

それを手のひらで押して、少し平らにします。

平らにした生地の両面に軽く油を塗ります。
油を器に少し入れて、手元に用意しておくと作業が楽になります。

麺棒を使って、生地を薄く伸ばしていきます。
ここでもチャパティとプリの違いがあります。チャパティは、油はつけずに、アタ粉をまぶしながら薄く伸ばしていくのですが、プリは、油をつけて伸ばしていきます。
油をつけて伸ばすことで、台にもくっつかなくてすむので、作業がやりやすくなります。

上の写真のように、かなり薄くなるまで伸ばします。
これで生地の完成です。

フライパンか鍋に、プリを揚げるための油を敷きます。
パルおばさんは、普通のキャノーラ油を使っています。

油が十分に熱くなったら、プリの生地を揚げていきます。
この揚げ方にもコツがあるようなのですが、うまくいくとプリがぷくーっと風船のように膨らみます。
パルおばさんのやり方を見る限り、生地を油に入れたら、シャバシャバと油をかき混ぜて、そのあと、上から生地を少し押すようにすると、生地が膨れていました。

上の写真の左側のプリのように、ぷくーっと膨れます。
右側のプリのように、ひっくり返して両面とも焦げ色がついてきたら、お皿に上げます。

こんな感じでプリが出来上がりました。

最後に、工程4で作ったチャナマサラのカレーとプリをお皿に盛り付けたら、チャナプリの完成です!!
インドでは定番の朝ごはんです。
サクッと揚がったプリを、チャナマサラにつけて食べます。
これが何とも美味しく、やみつきになるんです。
マサラチャイなんかを合わせたら、もうインドの朝です。
参考記事:マサラチャイの作り方
みなさんも是非おうちでお試しください!!
関連記事:
- アルプリの作り方 ←これも定番の朝ごはんです。
- マサラドーサの作り方 ←これは南インドの定番朝ごはんです。
- 豆カレーのその他の記事
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